1-4|入居初日の傷と設備を記録する

前からあった傷を、自分の負担にされないために。荷物を広げる前に写真を撮り、報告内容と控えを一緒に残そう。
- 傷は「場所が分かる全景+アップ」:壁・床・水回り・建具を見て、備え付け設備も動作確認する。写真の原本と、気づいた日時を残そう。
- 報告して、送った内容まで保存:管理会社指定の方法・期限でチェックシートや写真を提出する。原本・提出控え・返事を、スマホ以外にも保存しておく。
この傷まで、退去時に払うのはごめんだ
鍵を受け取った部屋。壁に剥がれ、床にへこみ。段ボールを開ける前に、スマホで一周撮っておきたい。
壁に剥がれ、床にへこみ。住む前からあるのに、退去するとき「そっちが付けた傷」って言われたらたまらないな。今のうちに撮っておくか。

うん。傷だけアップにせず、部屋のどこか分かる全景とセットで撮ろう。荷物を置くと隠れる場所からでいい。撮影した原本も残してね。
写真だけだと「この部屋のどこ?」ってなりそうだね。壁、床、水回り、ドアの順で回る。エアコンやお湯も確認する?

備え付け設備も、説明書に沿って動かしてみよう。不具合があれば症状や型番を記録して、写真や動画と一緒に報告する。修理が必要なら、その希望も書く。
チェックシートは出すとして、手元にも控えが要るよね。相手に渡したら自分の分がゼロ、じゃ意味ないし。

提出前に全ページを撮ろう。メールやアプリで写真を送るなら、送信内容・添付・受付画面と返事も保存する。「送った」だけで、相手が認めたことにはならないからね。
よし、報告までセットだね。写真はスマホだけじゃなく別の場所にも置く。次にこのフォルダを開くのが、機種変更の後でも困らないように。

それでいこう。部屋名と日付でまとめて、原本・チェックシート・報告の控えを一緒に保存。最後に別の保存先から開けるか確かめれば、入居日のセーブ完了だ。
入居日の記録を残す攻略チャート(3ステップ)
- 1荷物で隠れる前に、全景と傷のアップを撮る
壁・床・水回り・建具を一周。写真で場所が分かるように撮り、見つけた傷と日時をメモする。備え付け設備も説明書に沿って確認し、不具合は症状と型番を残そう。
- 2指定の方法・期限で報告し、控えを残す
チェックシートは提出前に全ページを撮影。写真を添えて既存の傷・不具合を報告する。送信内容・添付・受付完了画面を残し、受領の確認も求めよう。修理が必要な箇所は、希望を明記する。
- 3原本と報告一式を、2か所に保存する
写真の原本/シートの控え/報告内容と返事を、部屋名・日付でまとめる。スマホとクラウドなど別の保存先にも置き、実際に開けるか確認。退去するまで取り出せる状態を保とう。
コピペで使える実戦コマンド(入居時の傷・不具合の報告)

入居時の傷・不具合を報告する
実際の確認日と箇所に直し、写真を添付する。修繕の希望は一方を選ぼう。提出方法・期限は管理会社の案内を確認する。
件名:【入居時確認】○○マンション○号室の傷・不具合の報告(契約者○○) ○月○日に入居した○号室の○○です。 ○月○日の室内確認で、以下の傷・不具合を確認しました。 ・場所:○○/状態:○○/添付写真:○○ 入居時の状態として記録・共有をお願いします。 修繕の希望:記録の共有のみ/点検・修繕を希望(対象:○○) 受領の確認と、修繕を希望する箇所の対応予定をご返信ください。 写真原本と本報告の控えは、私の手元でも保管します。
絶対に踏んではいけない「即死トラップ(NG行動)」
- 「相手も知っているはず」で、既存の傷・不具合を記録も報告もしない。
- チェックシートを控えなしで提出し、送った写真や内容も手元から消す。
- スマホだけに保存し、機種変更後に取り出せるか確認しない。
状況別の対策・詳しい条件(当てはまる項目だけ開く)
1. 壁・床・水回り・建具の撮影ポイント全景とアップを組み合わせる
- 壁・天井:剥がれ、変色、穴、補修跡。どの面か分かる全景と傷のアップを残す。
- 床:へこみ、擦り傷、窓際の変色、家具跡。大きさが分かりにくければ定規なども添える。
- 水回り:シンクの傷やサビ、カビ、水垢、水漏れの跡。見つけた場所をメモと対応させる。
- 建具・窓・収納:網戸の破れ、ドアの傷や開閉の不具合、収納の内側。荷物で隠れる所から撮ろう。
写真は加工前の原本を保管する。後から気づいた箇所は、気づいた日と状態をそのまま追記し、入居日に確認したことに書き換えない。
2. 備え付け設備が動かない・修繕が必要症状・型番・確認日時を添えて依頼
エアコン、給湯器、換気扇、照明、インターホンなどを、使用条件・説明書に沿って確認する。動かない、異音や水漏れがある場合は、設備名・型番・症状・確認日時を記録し、早めに報告しよう。
賃貸人は原則として使用に必要な修繕を行う義務を負うが、原因や契約上の設備の扱いも確認が必要。入居時の不具合だからと自分で有料修理を手配せず、費用負担と対応予定を文面でもらおう。
点検・修繕を依頼する
実際の症状と、生活への支障を書こう。確認できていない故障原因を断定しない。
○号室の○○です。○月○日の入居時確認で、備え付けの「○○」に「△△」という不具合がありました。 型番:○○/確認日時:○月○日○時頃 生活への支障:○○ 写真・動画を添付しますので、入居時の不具合として点検・修繕をお願いします。 対応予定日と費用負担の扱いを、文面でご回答ください。
3. 提出方法・期限・バックアップの確認アプリや紙でも、提出内容を手元に残す
期限:チェックシートやアプリの案内を先に確認し、指定期限に間に合うよう提出する。全国一律の「3日以内」というルールではない。後から発見した傷や不具合も、気づいた日と一緒に速やかに報告しよう。
メールが使えない:指定アプリ・フォームなら送信前の入力内容と添付、完了画面を保存する。紙なら全ページの控えと提出日を残す。受領の返事がなければ確認を求め、返答も保存する。
機種変更への備え:原本写真、提出シート、送信内容・添付と返事を同じフォルダに入れる。スマホ以外にもコピーし、ログイン・閲覧できるか確認する。撮影日時やメールだけで全てが確定するわけではないので、記録を組み合わせて残そう。
この攻略の公式ルールブック(公的根拠)
公的資料の確認日:2026年10月17日